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コスタ・コンコルディア1周忌

concordia現状
コスタコンコルディアの現状
かつての豪華客船は、もはや島の「名物」ー巨大なオブジェと化してしまった

あの事故から1年ーー1年前の1月13日の晩、ジリオ島沖で豪華客船コスタコンコルディアはその華やかなキャリアを岩礁の間に終えた。死者32人,そのうち2名は未だに遺体も見つかっていない。
一周忌を迎え、ジリオ島には遺族その他関係者が集結。あの晩、避難客を一番最初に収容し人々の援助に当たった、ロレンツォ・エ・マミリアーノ・アル・ポルト教会においては、犠牲者に捧げられたミサが行われた。
遺族らを乗せた連絡船 boatxizoku
海上では、犠牲者を想う追悼の記念式典が行われた。コスタコンコルディアの座礁によって削られ浮上した、大きな岩片を海底に戻すというものであった。そこには、32名の犠牲者を忘れないように銘・事故の日付などが刻み込まれたプレートが、付けられている。
犠牲者の遺族と多くの島民は連絡船にて、未だ横たわるコスタコンコルディアに近づき、様々な思いが込められたこの岩片が、クレーンにてゆっくりと海底へと沈められてゆくのを見守った。
conmemorazione
岩片の側面にプレートが見える

事故の一周忌に島を訪れた人々の中には、環境大臣コッラード・クリーニ、そしてリヴォルノ港湾監督局のデ・ファルコ司令官らの姿もあった。デ・ファルコ司令官は、事故当時、リヴォルノ港湾からコスタコンコルディアの司令室およびスケッティーノ元船長と交信した人物で、救援活動の要であった。彼の厳密な状況分析と的確な判断は、多くの乗客・乗務員を助けることとなる。救助のためにできる限りのことをし尽くした、とインタビューに応えている。

Capitano De Falco Gregorio De Falco

一方クリーニ大臣は、コスタコンコルディアの撤去作業が進まない事について質問を受けた。環境汚染を防ぐことを第一に作業を進めているが、例を見ない初のオペレーションであるため予期せぬ障害に突き当たる事が多く、微調整の繰り返しとなってしまうという。作業員等は常に12時間勤務で対応しているだけに、当局としても可能な限り迅速に撤去を完結させたいと臨んでいるとのこと。

一周忌の夕べをしめくくるのは、21時45分ー事故が発生した時間より開催された、鎮魂コンサートであった。
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イタリア在住16年のジャーナリストが、一般メディア媒体では伝えられることの少ないイタリアを発信

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