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ミッソーニ創始者、92歳で逝く

Missoni LaPresse
自伝を持つオッタヴィオ・ミッソーニ Photo by LaPresse

カラフルでありながら微妙な配色のジグザグ・デザインで、世界的に知られるイタリアブランド、ミッソーニ
妻とともにミッソーニ・ブランドを築き上げた創始者、オッタヴィオが9日に亡くなった。
92歳だった。
ユーゴスラビアで生まれたオッタヴィオは、青年時代陸上選手として活躍、オリンピックにも参加。
オリンピックの開催地であったロンドンで妻となるロシータと、トラファルガー広場のキューピッド像の下という、小説のような出会いを果たす。
ロシータの家はミラノ郊外でショールなどを製造する織物業を営んでいた。
新婚の夫婦は、自宅の物置きを“ラボラトリー”として、ニットやワンピースなどの創作を始める。

Missoni copertina 1968
1968年に女性モード誌“Grazia”の表紙を飾ったミッソーニの夏のコレクション

2人に成功をもたらしたのは、イタリア最初の女性ファッション誌“Arianna”の編集長、アンナ・ピアッジが、あやまってジグザグに織られたニットを、リナシェンテで見つけたこと。
ピアッジはそのニットを雑誌に掲載、1958年にリナシェンテはストライプのワンピース500着をミッソーニにオーダーする。
そして、1966年には最初のショーが行われ、1967年“Arianna”の表紙に、ミッソーニが制作した服を身につけたモデルが登場。
1969年には現在の本社所在地に工場を開設と、家族経営の小さな企業は現在250人が働く企業へと成長を遂げた。

Missoni 2013 PE
2013年ミッソーニ春夏コレクション

色彩の魔術師と呼ばれるミッソーニは、家族の結びつきが強いことでも知られる。
オッタヴィオとロシータの息子・娘と孫たちがブランドの経営に携わる。
オッタヴィオが自宅で息を引き取った時も、妻ロシータ、長女アンジェラ、二男ルーカがそばにいた。
が、長男ヴィットリオが欠けていた。
今年1月ヴェネズエラに妻と旅行中に、ヴィットリオ夫妻と友人の乗る飛行機が消息を絶ち、必死の捜索もむなしくその行方がつかめないままなのだ。
長男を悲劇的な事故により失った痛手は大きく、この時以来元陸上のチャンピオンも元気を回復することはなかったと言う。
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