FC2ブログ

イタリア通信

政治・経済から、アート、モード、グルメ、スポーツまで、イタリアの日々の情報を発信

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ベルルスコーニ 有罪判決

berlusconidopoprocesso
Silvio Berlusconi (photo by Ansa)

6月24日 午後5時過ぎ、約2年半に渡り50もの公判を重ねてきた「ルービー裁判」に、とうとう一区切りがついた。元首相・シルヴィオ・ベルルスコーニに対しての有罪判決が確定した。
判決内容は7年間の禁錮、それに加えて無期限の公職執行停止処分という、想像以上に重いものだった。
検察側が要求していたのは6年間の禁錮刑であったが、裁判官らは刑法317条に基づいてより厳しい結論を出したとする。
要するに政界からの永久追放という事である。

2010年当時 17歳で、ベルルスコーニが所有するアルコレ邸でのパーティに参加していたモロッコ人ダンサー、ルービーにに対する未成年者買春行為が判決に至る根拠である。

rubypast rubynow
2010年当時のルービー(上) ・現在(下)は一児の母

アルコレ邸でのパーティに参加していた「エスコート」の女性達は、検察側から召喚されて尋問を受けている。ところが彼女たちの証言の多くは「ベルルスコーニの息がかかっているもの」で信憑性に欠けるとされ裁判官らは却下。それだけでなく、証言者に対して偽証容疑すらかけられている。
一方で、PDL− 自由国民党ほかベルルスコーニ側の関係者らによる証言についても信用せず、考慮されなかった。

ベルルスコーニの弁護団・代表のニッコロ・ゲディーニは「論外の判決だ」とコメントし、すでに上訴への意を明らかにしている。
この度の判決により、ベルルスコーニの政治家生命も絶たれるかと思わせるが、実際のところ、彼の政治への影響力は変わらない。判決が出るか、出ないかの瀬戸際に「現首相と話をしなければならない」と発言していたが、判決の内容によっては現在の連立政権に影響が及ぶことを仄めかしている。

ルービー裁判、「第一章」は裁判官優勢のストーリーにて結んだが、今後「第二章」が展開し、容易に終焉を迎えるには至らないだろう。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://corriereditalia.blog.fc2.com/tb.php/270-7852d21c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 | ホーム | 

FC2Ad

プロフィール

Espresso Italia

Author:Espresso Italia
イタリア在住16年のジャーナリストが、一般メディア媒体では伝えられることの少ないイタリアを発信

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (133)
サッカー (9)
歴史・文化 (20)
アート (8)
モード (7)
スポーツ (3)
フード (18)
映画 (2)
オペラ (3)
ワイン (3)
動物 (3)
ビジネス (1)
政治経済 (13)
社会 (35)
政治 (20)
バイク・カー (1)

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

イタリア旅行なら:

航空券でもホテルでも;

便利な仮想PC & VPS

VINO!

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。